2019年 02月 03日
ニオイ
竹島水族館には食堂・レストランが無いので良い匂いがする事はあまりないのですが、時々、どこからともなく漂ってくる。こんな時は、飼育係の頭の中は食べることでいっぱいになります。
飼育係を餌付けるのは簡単かもしれない。
飼育事務所で、時々、ニオイ関係で話題に上がるのがアシカチーム。
ショー・トレーニング後にそのまま飼育事務所に戻ると、だいぶ体から香っているようで、「におう、におうぞ!」と言われる。ニオイ発生源である本人は全く気付いておらず、周りから言われて、再度自らの服や体のニオイチェックをしますが、わかりません。結構匂いを放っているようです。すみません。
服だけでなく頭皮などにも浸み付くのでしょうね。
手も餌のニオイが浸み付き、何度も洗いますが、なかなか取れない。香り付の洗剤を使って強制的に良い匂いの手にするといった具合です。
作業着も洗濯機で柔軟剤を使って洗っても、臭いが残っているような気がします。
鼻が麻痺してバカになっています。
現在まで、カリフォルニアアシカ、オタリア、オットセイと3種類の飼育をしてきましたが、3種ともニオイが違うようで、ウンコのニオイも違うかな。どうなんでしょう、個体差もあるかな。
カピバラも獣臭を解き放っています。館内をカピバラ水槽に近づくにつれて臭いが強くなっていきますが、当の担当者たちからは全く獣臭がしないように感じます。鼻がバカになっているだけでしょうか。もっと浸み付いて臭えばよいのに。おっと失礼。
その分、カピバラ担当者2人は時々ウンコをズボンに付着させて戻ってきます。以前はアシカチームあるあるだったのですが、今はカピバラチームに多いようです。付くと、いつも嬉しそうです。運がついて良いことです。
今日もやっぱり臭うのですよ。
お腹が減るような良い香りがする食堂が欲しいなと思う。