2013年 08月 22日
たかあしがに
まだまだアホみたいな暑さが続いていますので、今日は涼しくなるように深海生物のお話です。
竹島水族館と言えば深海生物に強い水族館ですが、なかでも大人気なのがタカアシガニです。タカアシガニはとにかく大きい!!カニの仲間(節足動物でも)で世界で一番大きくなる種類で、オスのハサミを広げるとなんと最大で3mを超えます。
すんでいるところは、水深150~800mの深海です。
このタカアシガニ、昔は日本にしかいないと言われていたんですが、20年くらい前に台湾の東方沖で見つかっています。しかし、英語の名前ではジャパニーズ スパイダー クラブという名前で、日本のカニという印象が強いんですね。
さて、このタカアシガニは冬になると竹水にたくさんやってきます。そして、全国の水族館へ旅立っていきます。ですので、皆さんがほかの水族館で見たタカアシガニは、竹島水族館からやってきているかもしれません。竹水のスタッフに、「〇〇水族館でタカアシガニ見たよ!!」っていうと、「あ、それはうちから行った子ですね~」って教えてもらえるかもしれません。
そして、冬になるとタケスイのさわりんぷーる(タッチプール)ではなんとタカアシガニがさわれちゃいます!!これもタカアシガニがたくさんやってくる竹水だからこそなんです。貴重なタカアシガニは交代制でさわりんぷーるに入ってもらってるんですね。
さわりたい人は、冬の竹水に来て下さいね!!