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竹島水族館スタッフブログ

いままでありがとう

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こんにちは。わっちです。
カピバラのたいようくんとさよならをして1か月が経ち、そらちゃん1頭だけになったカピバラプールにも少し慣れてきてしまいました。
この1か月間、皆さんから頂いた「カピバラたいようくんありがとうノート」へのメッセージは6冊になり、皆さんとたいようくんとの思い出やカワイイ似顔絵などはきっとたいようくんに届いていると思います。
お花やメッセージを送っていただき、ありがとうございました。


私がたいようと過ごした2年の間、とても短いですが色々な姿を見せてくれました。一番たくさん見たのは、気持ちよさそうな顔をして寝ている姿かもしれませんが、その次は甘えん坊な姿でした。
撫でられるのがすごく好きで、よく近くにいると甘えた声でアピールされました。「ククク…ククク・・・」と聞こえてくるときにたいようの近くに手を伸ばすと毛がブワッと逆立ち、気持ちよさそうな顔をするので、いつまでも撫でてあげたくなる甘え上手なところもありました。
また、大きな体ですが性格はビビりで慎重派。初めて見るものはそらちゃんが確認してからなら大丈夫。体重測定の練習も、ホテル竹島さんからもらった温泉も、いつもそらちゃんの後に付いていくのがたいようくんでした。一度慣れてしまえばドヤ顔で「できるよ!」と堂々とした態度になるのもとても愛らしい一面もありました。
思い出すとまだまだたくさん浮かんできます。。。

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2枚とも左がたいよう、右がそら

また会いたいなぁ…さみしいなぁ…という気持ちももちろん大きいのですが、担当としては何よりもっと長生きさせてあげたかったという悔しい気持ちが一番大きく、その事を思うと今でも涙が出てきます。
この時こうしていれば、あの時はこれで良かったのか、、その時その時は全力でたいようの事を考えて動いていました。休みの日にもたいようが食べやすいゴハンを作りに来たこともあります。
いっぱい、いっぱい考えて、それでもやっぱり後悔することもあって、今でもずっと悔しいです。もっともっといっぱい一緒にいたかったなぁ。。。
たくさんの事を教えてくれたたいようには本当に感謝しています。学んだことを今度はそらちゃんにも還元できるように努力してきたいと思っています。


1頭になったそらちゃん。やはりさみしそうにしていた時もありました。
そこで、先日少しの時間ですがそらちゃんのところにお友達を連れて行きました。
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カメさんを初めて見たそらちゃん。興味津々で近づいていったと思ったら、ニオイを嗅いで少しすると興味が無くなり、すぐに上の部屋へ戻ってしまいました・・・
ただ、その後も何回かカメを連れて行くとカメさんがいる下の部屋を気にして降りてきたり、時々自らカメさんに挨拶しにいったりすることも増えた気がします!
カメさんたちも広々とした場所でのお散歩を楽しんでいる(?)様子でした。
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今はそらちゃんが1頭で寂しそうに見えますが、今後の事は検討中です。また決まったらご報告しますのでお待ち頂けたら幸いです。
そらちゃんのケアや健康管理をしっかりと行っていくので、温かく見守ってください。

# by takesuiblog | 2022-06-26 18:07 | わっち

オットセイたちの成長記録(1年1か月振り)

みなさんお久しぶりです。わっちです。

今日はこの1年1か月でのオットセイたちの成長を皆さんにも見てもらおうと思います!!!
ちなみに1年1か月前のブログはコチラ

特に成長著しいのが、カイくんの体の大きさ!
体重は60kg間近です。そして身長は・・・(背の変化のないわっちと比較)
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もう身長抜かれそうです


めちゃくちゃたくましいでしょ?
さすが男の子ですね。。。

そして、1年1か月前にはまだ苦手だったバランスもかなり上手になりましたよ(^^)
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前は必至だったけど今は微動だにしません


たくさんのお客に囲まれてもヘッチャラです♪
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お口にお弁当付けてる…

ここまでの成長に担当一同ビックリしています!
ショーが再開したらもう立派にショー担当になれるんじゃない?スゴイ進歩です!!



さぁそして気難しい性格のフウちゃんはというと…
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ちょっとだけ大きくなった?気がします

冬の期間はあんまりお腹が空かないのか、部屋から出てまでゴハンいらないー!という感じでしたので、暖かくなってきてから練習再開。
去年はまだ完成度80%くらいだったこのポーズもドヤ顔で出来るようになりました。
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正面から見るとすごくドヤ顔

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こんな風にステージでは仲良く?遊んでいます。

この夏には2頭とももっとお客さんに見てもらえるように私たちもがんばりたいなぁと思ってます!!

さらなる成長に乞うご期待!!!


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温かく見守ってください♪

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顔のアップはまだあどけないカイくん

# by takesuiblog | 2022-05-11 18:02 | わっち

はじめまして、新人です!

皆さまこんにちは、はじめまして!
4月から新入社員としてタケスイの仲間入りしました南優花(ミナミユカ)です🌸
特にあだ名は無いのでお気軽にミナミとお呼びください。
主に海水魚を担当して頑張っています。

さて、まず始めは少しですが私自身のことについてお話ししようと思います。
私、地元は埼玉という海がない県なのですが、何故か海が好きになり東海大学海洋学部に入学しました。そして縁があってここタケスイにやってまいりました🐟
そう、実は戸舘さんや平松さんの後輩なのです!
大学の頃はライフセービングという活動をしていてしょっちゅう海に入っていたので、体力と元気は溢れています!笑
海で泳ぐのもお手の物です。でも、魚みたいには泳げないのであんな風にピューっと泳いでみたいですね。
そしてそして今は肌がすっかり白いですが、夏はまっくろくろすけだったのですよ。

そんな私もタケスイで働き始めて3週間程、あと少しで1か月になります。
まだまだ不安を抱え、至らないところもありますがどうか見守ってください((+_+))
また、遊びに来られた際はぜひたくさん話しかけてください!
ではまたお会いしましょう110.png

# by takesuiblog | 2022-04-24 14:12 | 南さん

お風呂作戦 ぱーと2

皆さんが忘れた頃にまたやってきました「カピバラお風呂作戦!!」
そういえばそんなのあったっけ…という感じですね?

いやいや、何をおっしゃっているんですか。
我々カピバラ班は諦めていませんよ!!

お正月に実施した「作戦ぱーと1」は、こんな感じでした。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

試行錯誤の末、苦労して運んだホテル竹島さんの温泉。プールに入れてすぐには警戒して入らず。
温泉の水が冷めた頃にそらちゃんがう〇ちと共に全身浸かってゴロゴロしていた。

という結果でした。



さて、今回の作戦はズバリ「いつもの水より温度高ければ泳ぐんじゃね?」です。

つまりどういうことかと言いますと…

前回の作戦では冷めたお湯でもゴロゴロしていた姿を確認しています。
ということはですよ?
40℃以上あるお湯を苦労して運んだけど結局そらがゴロゴロしていた時の温度って…
ということですね。

ちなみに昨日のカピバラプールの水温「9.7℃」でした。(そりゃ寒いわ!)
魚たちですらもっと快適水温で泳いでるわ!


…!!!


じゃあ魚の水もらっちゃえば?


という三ちゃん先輩のアドバイスを受け、今回は熱帯淡水のお魚達のお水(27~28℃)を拝借してみました!!!!

お風呂作戦 ぱーと2_a0305077_14412457.jpg
これが淡水の水をキレイにする、ろ過装置です。お水がたくさん入っているので少しもらいます。
(左下に斜めに伸びているホースです。)

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長ーいホースを中庭を縦断させていきます。(約10mくらいだそうです)

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そしてカピバラのプールへ…いざ!!!!(ここに入れた時点で26℃くらい)


やはりビビりのたいようくんはガン無視を決め込んでいましたが、そらちゃんは興味津々。
ですが、すぐにドボンとはいかず、まずは膝くらいまで入ってみて温度を確認(しつつ、お〇。こ、う〇ちを済ませる)
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5分ほどこの2段を行ったり来たりしていたと思ったら…

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突然覚悟を決めて頭から入水!!!
この後の気持ち良さげな顔や体勢を連続でご覧ください。

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お風呂作戦 ぱーと2_a0305077_14495212.png
無心で泳いでいたかと思ったら、急に水から上がったり、またスキップして水に入っていったり…
とにかく楽しそうに泳いでいました!!!

え…これでお風呂作戦成功じゃん……
冬だけど、まだそらちゃんだけだけど、泳がせてあげるの成功しちゃったじゃん……
20℃くらいの水温であれば、温泉じゃなくてもいいのね…

とはいえ、私たちはまだ上を目指して。次はたいようくんも泳いでもらってカサカサお肌の改善を!
そしてはじめに予定していた温泉も、次の段階を考えているので引き続き頑張ります!!


長々とすみません!ではまた~(ё)/

# by takesuiblog | 2022-01-21 15:01 | わっち

VS イソギンチャク長編 ①から⑦


なんでも限度を超すと困るものである。

サンゴの水槽に蛍光グリーンの小さなイソギンチャクが増え始めて、初めのうちは「おー、かわいいしまぁキレイっちゃあキレイだからいいか」と思っていたのですが、次第にテキは調子に乗ってきて気づいたころには大量発生というゾーンに突入してしまい、取り返しがつかなくなり困ったのです。

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少ししかないときは逆に自然っぽくてイイ感じ♪だったのですが、油断していたらバクハツ的に殖えて、岩という岩に咲き乱れる緑の小花のようになり本命のサンゴたちの快適な暮らしを阻害するようになったのです。こうなるともう担当飼育者からしたら敵意しかなくなる。おのれ。

調べてみると「スズナリイソギンチャク」というカワイイ名前のやつであることがわかりました。同時に同じように困っている水族館(いつも交流していて仲良し~だと勝手に思っている~鳥羽水族館さん)があることもわかりました。
サンゴ水槽に発生する本命でないイソギンチャクはよく「セイタカイソギンチャク」というのがとても困らせることが有名で、これは「ペパーミントシュリンプ」という赤色の小柄なエビが食べて駆除してくれることが知られています。よく働きます。イソギンチャク駆除の名人で生物兵器です。

今回もこのエビを数匹水槽内に入れて「おーし、働いてくれよ」と言ったのですが、彼らはすかさず岩陰に隠れてスズナリイソギンチャクを食べません「おい、予定が違うじゃないか」というと「わてら、このタイプのイソギンチャクは専門外なので無理っすわ。じゃあね。」と言い、岩陰に隠れて退治に超消極的な態度を見せました。おのれ。裏切り者め。

もう少し調べてみると「ウミフクロウ」というウミウシの仲間が食べてくれるということが判明(鳥羽水族館さんのブログに書いてあった)しました。すかさずその場から電話の子機を取りイズチューのイーダさんへ電話して「ウミフクロウ発注!今すぐ!」と言うとイーダさんは「あー、はい!もうすぐシーズンになると思うので大丈夫っすよ!」と力強く答えてくれました。「どうしましょ?20~30匹くらいいりますか!?」「いや、10匹で良いです」
やれやれ、これで一件落着だぜ。
しかし待てど暮らせど「ウミフクロウがきました!」という連絡はなく「ハワイ便が入りました!ちょっと値段が高いけど!」とか「クラゲはどうすか!?」という嬉しそうな声での連絡しか来ない。おのれ。

もう少し調べてみると「ハタタテダイ」という魚が結構食べるのではないか?ということが判明(鳥羽水族館さんのブログに書いてあった)。すかさずその場から電話の子機を取ってイズチューのイーダさんに電話「おなかをすかせたハタタテダイを!」「アイヨォー!」といって今度はすぐにハタタテダイが届きました。イーダさんの頭の中にはすでに竹島水族館ウミフクロウが欲しい、というメモは海水にとろけて流出したようでした。
しかし食わんのだ!ハタタテダイはスズナリイソギンチャクに見向きもせず次第に痩せ細ってきた。仕方がないので普通のエサをあげると「コレコレ!ワシこれに目がないねん!うひゃひゃっ!!」といってバクバク食べてイソギンチャク退治なんてもってのほかですわ。と言って毎日鼻歌を歌っている。おのれ。

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思えば初めからそうすればよかったのですが、鳥羽水族館の飼育員である師匠に連絡して駆除方法を聞きました。「ウチでは塩を振って少しひるんだところをホースで吸いだしています」ということなので、なーんだ、塩ならいっぱいあるぞ。ということで実施。しかしなかなかうまくいかない。テキも必死である。攻防が続き、ボクが根気負けした。ちくしょう。

岩ごと熱湯に浸けて壊滅作戦を考えた。しかし岩には目に見えない微生物(水をキレイにしてくれる)や小さなエビカニ、ゴカイ、貝など多くの生き物が暮らしています。これらもろとも熱死させるなんてひどいことはワタシ、できない。

こうなったら使いたくないけど薬品なのだ。こうしている間にどんどん増えて水槽はほとんどスズナリイソギンチャクに占領されて緑の草原のようになりつつあった。
迷惑イソギンチャク駆除剤というのがあるのでこれを使用。薬をスポイトで吸い取ってスズナリイソギンチャクの口元に振りかけていきます。すると「いやん、どうしてそういうことするの。ちょっと、ダメよ」と言ってイソギンチャクは口を閉じて嫌がりました。無視して「ふっふっふ、そおれ、そおれ~」と薬をドバドバかけていきます。なにか嫌がる町娘をいぢめる悪代官の気持ち。「あ、あ、あ、やめて」「よいではないか、よいではないか」
閉館後に一人でこんなことをやっているのはさみしくなる。

しかし、翌日、水槽を見てみるとスズナリイソギンチャクはケロリとした顔をしてお花を開いて水流に元気よく揺れている。「あれれ、話が違うじゃないですか」「ふっふっふ、よくもいじめたな!覚えておれ!もっと増えちゃうぞ!」「よして!よしてくだせぇ!お代官様!ご勘弁を!」立場が逆になった。

駆除剤は前述の「セイタカイソギンチャク」には非常に大きな効果を示すが「スズナリイソギンチャク」にはあまり効かないようであった。おのれ。
しかもこの薬品、僕が閉館後の水族館の薄暗い中で狂乱的に大量使用したことにより本来の本命サンゴたちに大きな影響が出てしまった(サンゴもイソギンチャクの仲間のようなものなので)ようで、急速に本命のサンゴたちも弱ってしまいました。同時に飼育者のボクもテンションが落ち弱る。サンゴと一緒に「もうアタシだめみたい」とうつむき、早く帰って1週間くらい寝てしまいたくなりました。

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しかし諦めないのである。もう怒った。許さないんだから。
僕は水槽から岩を取り出して、スズナリイソギンチャクを1つずつ爪でこそぎ落していく作戦を実行しました。すると「わ!わ!なんてことするんだ!それはダメだ!やめて!すみません!」といってイソギンチャクは岩からこそげ落とされるのです!

しかしイソギンチャクは無数に水槽内にはびこっている。1つずつ爪でこそげ落としていたのですが20個くらいやった時にすでにもう10個くらいやったら爪がけずれて無くなりそうな予感がしてきた。なにかいい方法はないか。。。
道具部屋に行き、なにかいい材料を探しました。こういう時に適当な使えそうな道具がその辺に転がっているのですが、最近は整理整頓!美しいのはスバラシイ!と後輩たちが張り切ってドンドン片付けて整理してしまったので、道具部屋はとてもキレイで何も適当なものが転がっていない。
それでもその中を這いつくばりゼーゼーと荒い息で7センチのネジクギを見つけて、これで岩をえぐるようにイソギンチャクの除去をしました。あいかわらず1個ずつなのでチマチマ時間はかかるもののなかなかスムーズにイソギンチャクをこそげ落とすことができます。「おらあ!取れろ取れろー!」

で、いまはこの地点。現在2日目。ひたすらクギでイソギンチャクをこそげ落としています。疲れた。ブログ書くのも疲れた。もーやだ。
数百単位でどんどん岩から朝からスズナリイソギンチャクをこそげ落としています。
奇麗なサンゴのお花畑の復活にむけて地道なタタカイは続きます。




# by takesuiblog | 2022-01-17 11:41 | こばやし館長
たけすいの飼育展示スタッフのヨロコビとカナシミと愛しさと切なさとあれとこれと
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